STORY 物語紹介

CHARACTER 登場人物紹介

TRACKS 収録内容

INFORMATION インフォメーション

ダウンロード販売

2019年3月29日 ダウンロード販売開始(1,980円)
※CD販売はいたしません。

DL達成企画



◆300ダウンロード達成で
キャストコメント公開
※公開中​

​◆500ダウンロード達成で
描きおろし壁紙の配布
※公開中

◆1000ダウンロード達成で
ショートドラマの追加同梱
※同梱済み

300DL達成記念



【キャストコメント/山田二郎CV久喜大】

【Q1】二郎を演じる上で印象深かったところ、気をつけたところがあればお教えください
タイプの女性をマッサージするとこんな気持ちになるのかなと思えた二郎の言動がとても印象深かったです。
M気質のためヒロインにときめいてもらえるように可愛らしく、時には優しくアプローチするところを気をつけました。
ときめいてくれていたら嬉しいです。

【Q2】二郎というキャラをどう思われますか?
過去のトラウマが恋愛に対して自信を持てなくなったところをみるに誰に対しても優しい性格なのかなと感じました。
二郎さんの気持ち次第では女性にとてもモテるタイプだと思います。
アメフト時代もこうだったのかなととても興味が湧きました。
マネージャーならほっとけないキャラクターだと思います。

【Q3】二郎に共感をおぼえた部分はありますか?
ヒロインの疲れを癒してあげたい、笑顔にしてあげたい気持ちは共感を覚えました。
癒しや笑顔を引き出すために整体師という仕事を選んだ二郎はとても素敵だなと思いました。
自分が癒された経験があったからこそ自分にならできるという自信も強く伝わってきました。

【Q4】これから二人はどうなっていくと思いますか?
時には喧嘩することもあると思いますが二人はきっとうまくいくと思います。
相思相愛ですし、普段の二人をみると喧嘩したとしてもベッドに入ればすべてが解決されて仲直りしそうな気がします。
アメフト出身ということもあり、ヒロインを危険から守ってくれそうですので不安なところは見当たりません。

【Q5】リスナーの皆様にメッセージをお願いいたします
聴いて頂いた方も、聴きたいなと思って下さってる方も『私の整体師さん』に興味を持って下さりありがとうございます。
聴いた後に『癒された・笑顔になれた・ときめいた』と感じて頂けたら幸いです。
もしかしたら、近所にこんな整体師さんがいるかもしれません。
一度、整骨院に行ってみてはいかがでしょうか?
ありがとうございました。


500DL達成記念壁紙



1600×1200


1920×1080



オマケSS「たまには逆のコースで」作・雪華

 もうこれで幾度目の挑戦だろうか。――二郎は嫌々と首を振る彼女を後ろから抱きしめ、下着ごとシャツを捲りあげた。弱々しい抵抗を片腕一本で封じ、大きな掌で柔らかな乳房をわし掴む。
「ん! いやぁっ」
「本当に、嫌? でも、お客様……ここ、ずいぶんとこってるみたいですよ。だから、しっかりほぐしてあげないと……」
 ぷっくりと充血した乳首を無骨な指で挟み、ぎゅっと押しつぶす。
 彼女の肩がびくりと跳ね、吐息が震えた。恐怖ではない、快感を滲ませる息遣いだ。
 下半身に響くその音に、二郎の劣情も刺激される。
 ――もっと彼女の欲望を引き出したい。
 唾をのみ、手に力をこめる。
 太い指の形にそって、膨らみが形を変えるのを見た瞬間、二郎は……​

「あー! やっぱり駄目だ! これ以上力をこめるなんて、恐くて無理!」
「えー、今度こそイイ感じだったのになぁ……『イケナイ整体師さんプレイ』」
 残念がる彼女には、さっきまでの怯えた様子はない。
 それもそのはずだ。今夜は「たまには襲うほうと襲われるほうを逆にしたプレイをしましょう」という彼女の発案のもと、二郎は頑張って悪人を演じていたに過ぎないのだから。
 二郎は乳房をわし掴んでいた手を、ぱっと離し、何回か閉じたり開いたりを繰り返す。そして心配そうに、強く揉まれていた柔肌に指先を添えた。
「痛くない?」
「心配しすぎだよ。もっと強く揉まれても大丈夫なのに」
「そんなことしたら千切れちゃうよ……」
「人間の体って、そんな簡単に千切れないと思うんだけど」
「ねえ、いつもと一緒じゃいけないかな」
「いつも通りだと、二郎さんが私とのHに飽きちゃうじゃない」
「はは」
 ありえない未来に、思わず笑ってしまった。
 彼女が拗ねたふうに頬を膨らませるのを、二郎は微笑ましい気持ちで見つめる。
(わかってないなぁ。僕を組み敷き、独占したいと囁く貴女が、どれほど可愛い顔をしているか。あの顔を見る度に、僕は『貴女を独占できている』と思うんだ)
 ――必死になって自分を求めている内は、浮気はされていないだろう。そう安心できる。
 彼女の誠実さを疑っているわけではないけれど、彼女は無自覚にモテるから、迫られていないか心配なのだ。
(僕の奥さん、ちょっとSっ気あるのに、優しいからなぁ。若い子は簡単に誤解しちゃいそうだ)
 ささやかな嫉妬心を胸に秘め、二郎は今日も彼女が求める答えを囁く。
「僕は飽きないけど……、もっと独占して、君のことしか考えられないようにしてほしいな」
「ふふ、わかった。それじゃあ今日は、縛ってもいい?」
「いいよ。ほどけないようにね」
 この心の奥底に潜む独占欲が溢れないように、しっかりと……。


​<了>