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Chapter 1凍時編


  • 【シナリオ抜粋】

    知らない人に、どんどん体を暴かれていく恐怖。おぞましさ。
    生命の危機すら感じて半狂乱で身体を捩ったけれど、もっと強く押さえつけられ、必死の抵抗は無駄に終わった。

    「っ、いけない子だな。まだこんなに暴れる力が残ってたなんて。……はあ、残念だよ。本当はもっとゆっくり、優しく抱きたかったんだけど……」

    ぐずる恋人を窘めるふうに見つめられ、怖気が走る。
    そうして竦みあがった隙に、膣口に硬い先端を宛がわれた。

    「逃げられる前に、俺の花嫁になってもらわないとねっ!」

    ぐっと腰を進められた瞬間、熱く太い杭で体を串刺しにされたような衝撃に襲われた。

    「んぐぅっ! んんーーーっ!」

    ぶちりという音が聞こえてきそうなほどの、脳天にまで響く激痛。
    恐慌状態に陥り、無駄だと知りつつ下腹に力をこめて最後の抵抗をした。
    けれど男の唾液でぬめりを帯びた膣内は、激痛によじれながらも凶器めいたものの侵入を受け入れてしまう。

    「んんっ! んっ、ぐ……ぅっ」

    指すら入れたことのなかった隘路を、張り出た亀頭でみちみちと押し広げられる。
    今まで体に無かった孔を開けられていく錯覚を起こし、全身がガクガクと痙攣した。
    ――怖い。痛い。気持ち悪い。家に帰りたい。
    幼い子供のように、心の中で幾度も父に助けを求めた。

    「っ、んん……ん……」

    なぜこんなことになったのだろう……。
    私はただ道案内をしただけだったはずなのに……。
    ぼろぼろと涙をこぼせば、男はそれを美味しそうに舐めとり、体を揺すり始めた。
    未だ痛みを訴えている膣内が、びくりと痙攣する。

    「っ、はあ、はあ! あぁー……いい、すごくいいよ。想像していたのより、ずっと、気持ちいい。君の中、熱くて、狭くて、溶けてしまいそうだ」
    「ふぐぅっ、うぅっ、ぐっ……んぐぅっ」
    「んー? どうしたの? 痛いの?」

    優しい声音で問いかけられ、素直に答えれば手加減してもらえるのかと、淡い期待を抱く。
    こくこくと頷くと、男はいかにも哀れんでいるふうに目を細め、私の頬を撫でた。

    「可哀想に。でも仕方ない、君が逃げようとするのがいけないんだよ。俺を置いていこうとするとどうなるのか、その体でじっくり、味わっ……てっ」


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