Chapter 1凍時編
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【シナリオ抜粋】
「うんうん、わかってるよ。君と俺は、こうなる運命だったんだから」
こんなことが運命ならば、私は相当呪われている。
否定する意味で睨みつけたのに、男は同意を得られたと言わんばかりに陶然とした顔つきになった。
「そう、運命。君は俺に、犯される定めだったんだ……」
「さーて、君の奥は、何色をしているのかなー?」
震える脚に精一杯の力をこめてみたけれど無駄だった。
強引に開かれた陰部を、ねっとりとした視線でなぞられる。
男は浮かれた調子で感嘆の声をあげた。
「驚いたな。こんなに綺麗な色は見たことない。もしかして……処女?」
全く嬉しくない賛辞に鳥肌が立つ。
当たっていたとしても、こんな状況で素直に応える気になんてなれない。
屈辱と恐れから逃げるように、私は目を逸らした。
「……正直に答えないと、今すぐねじこむよ」
冷ややかともいえる平坦な声に、ぞわりと悪寒が走る。
それまでがやたらとハイテンションだっただけに、いっそう恐怖心が高まった。
思わずこくこくと頷けば、男は嬉しげに目を見開く。
「へぇ、処女なんだ。そうかそうか……はは……ふふふ……あはは! ああ、嬉しいよ! 俺のために、とっておいてくれたんだね! この、俺のための処女膜、大事に大事に、……破ってあげる」
「あぁ……いい匂いだ。君の匂いがする。これをかいでいると、ますますあれが……硬くなるよ」
「はぁ、たまらない……ねえ、君のを舐めながら、俺の、しごいててもいいかな。いいよね。もう我慢できないんだ」
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