Chapter 2大和編
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【シナリオ抜粋】
「おら、もっと脚開けよ! ぐちょぐちょになったマンコに、突っ込んでやるからよ!」
押し開かされた両の内腿に強い力がかかる。
硬い先端を膣口に押しつけられた瞬間、ざわりと全身の毛が逆立った。
(だ、だめ……だめっ、そこまでしたら、本当に引き返せなくなってしまう!)
じわじわと食いこんでくる亀頭の感触で、一気に涙腺が決壊した。
処女地に踏み入られる恐怖を感じれば、震えが大きくなる。
大切にしてきた信頼関係が崩れてしまったのも、酷く悲しいし、絶望した。
けれど何より絶望したのは、彼の将来ばかり気にしている自分にだった。
こんなレイプされる寸前だというのに……。
まだ私は「まっとうな道を彼から奪ってしまう」なんて怯えている。
――皇くんは、私の中でそれほどの存在になっていた。
毎日だめだと、自分に言い聞かせていたのに。
それを、思い知る。
(だからこそ、これ以上過ちを犯させるわけにはいかない!)
必死に腰を逃がそうと試みる。
だけど腿を押さえる力は強く、熱杭は容赦なく押し進んできて、
「くくっ……あぁ、やっと……やっと先生に突っ込める。夢にまで見た先生の中にっ」
「んぐぅっ!?」
宣言の終わりと共に、最も太いところまでを埋められた。
ぶちりという錯覚の音が聞こえてきそうなほど、体に衝撃が走る。
痛い。圧迫感が凄まじい。広げられた場所が焼けつくようだ。
「ふっ、ぅ……ふぅ、ぐ」
鼻から浅い呼吸を繰り返し、瞬きで涙を散らす。
涙で滲んだ視界に、皇くんの嬉しそうな、けれどどこか苦しそうな顔が入った。
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