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Chapter 3誠編


  • 【シナリオ抜粋】

    ようやくキスが終わった時、唇が溶けて消えてしまったのではないかと不安になるほど、体の感覚がおかしくなっていた。
    まだ唇があるのだと確認する気分で、掠れた声を絞り出す。

    「なん……で、私なん……ですか……。せんせいを、好きひと……、ほかに、いっぱい……いる、のに……」

    先生は一瞬キョトンとした顔をして、それから愛おしそうに柔らかく微笑んだ。
    ただし、腰の凶悪な動きは止めないまま。

    「はあ、はあ、さっき、言っただろ。あの一言でお前のことが気になりだして、それでお前の境遇を知って……運命だと思った。
    転校してきて一月と経たない内に、手に入れたいと、んっ……、はぁ、思うようになってた。
    だから……」

    先生の目が壮絶な色香を孕んで細められる。
    熱く荒い吐息まじりに囁かれた。

    「中出し、してもいいよな?」
    「なか、だし……?」

    痛みとよくわからない感覚で朦朧としていた私は、すぐには何を言われたのか理解できなかった。
    数秒後に「中出し」の三文字が頭の中に浮かんできて、ざっと鳥肌が立つ。
    絶望に浸されていても、それだけは逃れたいと体が叫ぶ。
    こみあげる恐怖心のままに足をバタつかせた。

    「いやぁっ! 中は、いやっ! んっ、おねがい、です! 
    それだけはっ、あっ、それだけは止めてくださいっ! おねが――ぁぐぅっ!」

    拒絶したことを叱るふうに、ずんと最奥を突きあげられる。

    「ひぎぃっ、あっ……! おっ……、ぐっ」

    臓腑ごと貫かれた気分で背を大きく反らす。体の痙攣が止まらない。
    先生はそのビクつく体を押さえこみ、よりいっそう最奥をせめたてた。
    あまりの衝撃で目がぐるんと回る。
    思考がばらばらになっていく途中で、切なげな声を聞いた。

    「悲しいなぁ。お前にも運命だって思ってもらいたかったんだが……やっぱり現実はそう上手くいかないか。
    一生懸命アプローチしてたのに、お前は俺を好きにならないし、あんなガキに惚れるし……教育しないといけないことばかりだ。
    ほら、子宮から教えてやるから、ここが俺のものだって、しっかり勉強しよう、なっ」

    「あっ、ぃっ、ぁ、あ、あっ、いやっ……、やっ、だ。ぅっ、あっ、あ……あ……ひぃ、あ……。やめ、て……、やめ、で……、ぅぐ……」
    「はっ、はあ、はあ、はあっ! んっ、はぁ、はぁ、あぁ、も……出る。出す、ぞ……っ」

    頭がくらくらして、ろくにものが考えられない。
    それでも中のものが、ぐぅっと質量を増したのは感じた。
    一番奥で射精される――。
    察した瞬間、潰れた声で助けを求めた。

    「ぅぐ、たすけ……、だれが、だす、げで……っ」

    もうほとんど力が入らない腰を、必死でよじる。
    それを嘲笑うふうに、突きあげが杭を打つような動きに変わった。
    ぼちゅ、ごちゅ、と硬い亀頭が子宮口を叩く。

    「ぃあっ! あっ、あぐぅっ! ひぃっ、あっ、あぁっ!」

    痛みを超えた何かで目の前が白く霞む。

    「はははっ、そんな抵抗で逃げられるわけないだろ。んっ、あぁ、お前が暴れると、中がすごく狭くなって……もっと出そうになる」

    嬉しそうに言われて体が固まる。
    嫌で堪らないのに、抵抗したら中に出されてしまうと思うと、もう何もできなくなった。
    ただただブルブルと震え、すすり泣く。
    その涙をねっとりと舐めあげた舌が言った。

    「そうそう。そうやって大人しくしてたら、外に出してやれるかもしれない」
    「っ……、ぅ……、うぅ……」
    「ふふ、よしよし。それじゃあ子宮口ぐりぐりするから、ちょっと我慢してるんだ、ぞっ」
    「ひぃっ! ぃあっ、あっ!」

    到底我慢できるものではなかったけれど、出されないために堪えるしかない。
    ……それ以前に、もう抵抗する力がない。
    壊れた人形みたいにガクガクと揺れる私を、先生は愛しくてたまらないといったふうに抱きしめた。

    「っ、好き、だよ……! 愛してる……! 責任とるから、結婚しよう! な?」
    「やっ……だ……、いや……、あぁ……」
    「嫌って言われても、もうこのマンコ、俺専用だから……っ、はぁ、他の男のは入れちゃ駄目だぞ」

    最後の抵抗心をこそげ取るような荒々しいキスをされる。
    突き入れる動きも激しさを増し、私の意識はますます白く染められていった。
    深い絶望の底で、中のものが一際膨れあがるのを感じていた。

    「はあ、はあ、はあっ、あぁ、いく……! いく! お前の奥で、い、く……っ!」
    「!? ひっ、や……! あぁ、あぁあ、やだっ、やだっ、やだぁ! ださない、でっ。まって、ぇっ、まって、せんせ――」
    「っ……!」
    「あ……、あぁ……、ぁ……」

    膨れた先端が子宮口に押しあてられたまま、生き物みたいに跳ねている。
    どぷどぷと注がれる感覚に顔をひきつらせれば、先生が嬉しそうに笑った。

    「はぁ、はぁ、はぁ……はは、悪い。気持ちよすぎて抜くの忘れてた。今抜くよ」



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